演出、カメラワーク、ライティング、全てにおいて芸術的。とことこんニッポンの『和』と『美』にこだわった作品がこの『KIMONO』。これ、本当に国際映画賞を受賞しそうなほどクオリティが高いんです。少しN○Kのドラマのような硬い雰囲気があるのですが、その中で繰り広げられる濡れ場が格別。いままでに感じた事のない感情がこみ上げてくるのです。
夫を亡くして3年・・・旅館を何とか必死で切り盛りするのは「マダムパピヨンⅠ」でも演出で評価の高かった櫻月舞。
彼女が主人の墓参りをしていると奥の林から妙な声が聞こえる。そこでは同じ旅
...すべて読む館を営む女中の三井さんが番頭の重さんに尺八をしていた。目を伏せる舞。
背景に咲くアジサイ、響き渡るセミの声に交わる女中の喘ぎ声・・。コケの生えた味のある石組みの上に座り、体位を変えつつ挿入される。。芸術なエロス。。はだけた着物からのぞく女体がまぶしい。 「あなた・・・」3年間ご無沙汰の舞はその二人の行為に興奮し、主人の墓の前で彼を思い出し、自慰を始める・・。
枯葉の上に一人、しゃがみこみ、すすり泣きながらヒクヒクとイク舞。
「あなた・・ごめんなさい・・ワタシ・・ホンモノのチンポが欲しくてたまらないわ・・」
旅館へ戻り、女風呂で汗を流していると、隣の風呂から楽しそうな声が聞こえてくる・・。そこでは酔っ払った若い客の男女(2対2)がフェラの見せ合い、並んでタチバックなど乱交をしている。
「ワタシもあんな事がしたい・・!お願い!誰でもいいの!」 声を聞きながら再び自慰をする舞。悲しく切ないこの行為が妙にエロく、見ている側は普通では味わえない興奮を覚えてしまう。 疲れ果て、のぼせて倒れている舞を布団に寝かす重。目覚めた舞は重の手をとり欲求する。
「お願い!行かないで!ワタシを・・」 寂しい女、舞は異常なまでに重を求めた。3年分の性欲が一気に爆発。自分の太股に爪の跡がつくほど手で脚を広げて指の挿入を求める。タプタプと膣内の中で水滴が溢れ始め、布団の上にシャワーのように愛液が飛び散る。
「これが・・これがほしかったの・・」艶かしい上目使いをしながらそっと亀頭に唇をあて、喉の奥までくわえ込み首を∞字をかいて一心不乱にしゃぶる舞。
「そのまま!そのまま入れてください・・。」ナマの肉棒をマンコを広げてせがむ舞。生々しい結合部。歯軋りをしながら熱い息をハァハァともらし、カラダを上下に揺さぶる・・。滴る汗が美しい白い肌・・。
作品自体に感情移入し、和の世界に浸りながら射精できる世界的にも評価されそうな内容。ジャパニーズエロスの決定版!ぜひ。